2WAYプライス
FX(外国為替証拠金)取引会社で取引をする際に、売値(ビッド:Bid)と買値(アスク:Ask)の両方が同時に提示されます。
これを「2WAYプライス」と呼びます。
FXにおける売値と買値は、取引会社によって異なります。
このレートは取引会社が自由に決めてよいものになっています。
そうなると、悪質な取引会社が利ざやを得るために、「ドルを買おうとする顧客には高く売り、売ろうとする顧客からは安く買う」というような操作も可能になってしまいます。
このような仕組みを防止するための仕組みが「2WAYプライス」です。
為替レートを表示する際に、売値と買値の両方を同時に提示することにより、不正ができなくなります。
この「2WAYプライス」のおかげで、顧客は安心して、公正な価格での取引をすることができるのです。
「2WAYプライス」は下記の様に表示されます。
「110.00 - 110.05」安いほうは、顧客にとっての売値です。
高い方は投資家にとっての買値を示しています。
2wayプライス提供を謳っていながらも、表示されるレートと実際に取り引きされるレートが違うという悪質な会社がある場合もあります。
取引をする際は、信用できる会社であるかどうか、よく調べることも大切です。